ダイエットの前提として、食べた量よりたくさんのカロリーを消費する必要があります。

方向性としては、
(1) 摂取する量を減らす → 食事制限
(2) 消費する量を増やす → 運動する
(3) 脂肪が優先的に減ってくれるとうれしい → 後ほど

 このページでは、食事制限について紹介します。「制限」にもポイントがありますので、栄養素別に特徴を見てみましょう。

【糖質】
ブドウ糖に分解され、体のエネルギー源になります。
糖質は体にとってエネルギー源としての意味しかありません。糖質が不足しても脂肪などからエネルギーが供給されるため、摂取が不足しても体に大きな影響はありません。

【脂質】
脂肪酸に分解され、体のエネルギー源になります。
脂質には人間が体内で合成できない必須脂肪酸(DHAなど)と呼ばれる大事な栄養素が含まれているので、きちんと必要量を食べる必要があります。

【たんぱく質】
体脂肪の増加とはほとんど関係ありません。
体内で合成できない必須アミノ酸が含まれていたり、筋肉や骨など体を生成する原料にもなりますので、むしろ積極的に摂取すべきでしょう。

 以上から、糖質制限を中心とした摂取カロリーのコントロールが合理的だと分かります。

糖質制限のダイエットに対する効果

 糖質制限は以下の点でダイエットに効果的です。

(1)血糖値が抑えられるためインスリン(肥満ホルモン)が出にくく、脂肪が作られにくい。
(2)糖質の代わりに脂肪がエネルギー源として使われる。
(3)糖新生(*1)の際にエネルギーが消費されるので基礎代謝が上がる。

糖新生(*1)って何?

 ブドウ糖(エネルギー源)を生成するとき、主原料である糖質が少ないと別の原料(肝臓がアミノ酸や乳酸など)を使ってブドウ糖を作り出す肝臓の働きをいいます。

低インスリンダイエット

 インスリン分泌量を抑える食物があることを利用したダイエット法です。 ちょっと前に、話題になりましたよね。

 炭水化物摂取による血糖値の上がり具合を数値化したものをGI値(グリセミック・インデックス)と呼び、GI値が低い食物を摂取していれば、インスリンの分泌量が少なくブドウ糖が脂肪になりづらいという理屈です。 いつもGI値を意識しないといけないのが、ちょっと面倒で不便です。

甘いものを食べると太る?

 甘いもの(砂糖など)そのものが太る原因ではなく、砂糖を摂取するとインスリン分泌が活発になるため、糖質(ブドウ糖)がどんどん脂肪組織に取り込まれてしまうのが原因です。